「内申」「換算内申」とは
※東京都内の高校を受験する方向けの記事です。
高校入試で重要なのが、「内申」です。
高校を選ぶ基準にもなりますし、都立高校の場合は推薦入試も一般入試も
「換算内申」が点数化されて自分の点数になります。
私立高校の場合は「素内申」が判定に使われます。
中学校で学期ごとにつけられる、通知表の5段階評価は「内申」といい
国語:3
数学:3
英語:3
理科:3
社会:3
技術・家庭:3
音楽:3
保健・体育:3
美術:3
の場合、「素内申」はそのまま合計するので
3×9教科で27です。
「換算内申」は副教科の技術・家庭、音楽、保健・体育、美術を2倍計算します。
なのでオール3の場合の「換算内申」は39です。
私立高校の場合は学校ごとに「素内申」〇以上という受験資格が設けられており
そもそもその基準をクリアしていなければ、受験すらできません。
ただし、学校ごとに「生徒会役員、学級委員長、部長で+1」や、
「英検や漢検、数検〇級以上で+1」など加点の条件がある学校や
5教科の素内申が基準をクリアしていなくても、9教科でクリアしていればOKなどもあり
学校ごとに条件が全然違いますので、よく調べてたほうが良いです。
うちはその基準を調べまくったので、偏差値が自分のレベルより「5」も
高い学校でも併願優遇で受験可能でした。
逆に、自分のレベルより低い学校でも、受験資格が無いなんてこともあります。
都立高校は素内申ではなく、換算内申が使われます。
推薦入試の場合だと、学校にもよりますが、だいたい1000点満点中
500点分が換算内申で計算されます。
一般入試の場合は、1000点満点中、当日の試験が700点、換算内申が300点です。
(学校や年度によって異なる場合があるのでよく調べてください)
なので、内申はもちろん高いほうがいいです(笑)
一部の高校を除いては、3年生の2学期の内申で受験に臨みます。
うちの中学校は3年の2学期の内申は1学期と2学期の総合でつけられるので
2学期だけ頑張ったのではダメでした。そこはご自身の中学校でご確認を!
あと内申に1教科でも「1」があると私立は受験が厳しくなりますので
最低でも「2」以上はとる必要がありそうです。
うちは1~2年時は部活に打ち込んでいたので、換算内申が低かったですが
3年になってから内申を上げる努力をしました。
今の時代、テストの点数が良くても「5」はつきません。
意欲・関心・態度すべてが評価の対象です。
なので日頃がら授業には積極的に参加し、提出物や課題もしっかり出すように
した方が良いです。
我が家はそれで換算内申が1~2年時と比べ、10も上がりました。
受験勉強も大切ですが、高校受験にはまず「内申」です。
2学期の内申を上げる努力をすることが、合格への第一歩だと思います。
後日詳しく書こうと思いますが、内申を上げていなかったら
第一志望にも落ちていたかもしれません。。
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