gogo_mikan’s diary

【東京都】高校受験に関するブログ

都立高校受験の得点について

都立高校は推薦入試も一般入試も「換算内申」が点数化されて自分の持ち点になります。

推薦入試の場合はだいたいの高校が1,000点満点中の500点が「換算内申」。

オール5の場合の換算内申が65なので、65であれば500点

60であれば約461点、50であれば約384点が自分の持ち点になります。

残りは集団討論・作文・面接で500点です。

それぞれの点数配分は高校によって異なります。

 

一般入試の場合は1,000点満点中300点が「換算内申」です。

60であれば約276点、50であれば230点が自分の持ち点です。

当日の試験の点数が500点→700点換算され、「換算内申」含めた総合得点で合否が決まります。

 

上述のことから分かるように、推薦入試では圧倒的に換算内申が高いほうが有利です。

換算内申が10違うと、点数にして約77点も違うからです。

逆に一般入試の場合は、換算内申が10勝っていたとしても、点数にすると46点。

1教科、2~3問のミスで逆転されてしまう可能性もあるのです。

(当日のテストの点数が1.4倍になる為)

 

※受験する学校によって点数の配分が異なる可能性もありますので

よく確認してください。

 

ちなみにうちは、第一志望の都立高校を「推薦」で受験しましたが不合格でした。

正直、受かると思っていました。

なぜなら、中学では部長や委員長などリーダー的な役割を担うことが多く

部活でも、部活以外の競技でも区の代表で都大会に出るレベル。

作文も都のコンクールではグランプリを獲ったこともあり、「推薦向き」と考えていました。換算内申も、受験する高校のレベル+10くらいの内申があったのです。

中学校での面接や集団討論の練習でも高評価だったので、これはいけると思っていました。

当日の自己評価ですが、集団討論でかき乱し系の子と同じグループになってしまい

相当焦ったようです。

司会を決めずに討論を進めてくださいとの指示に対し、

「じゃあ私、司会やります。」と勝手に進行し出した子がいて、

討論ではなく多数決をとり出したり、規定の時間にも満たないのに勝手に終わらせようとしたり。。練習とはかなり違った展開で、軌道修正するのにかなり労力を使ったようです。

でも、軌道修正した姿勢を評価してもらえるはず、と踏んでいたのですが、

そう甘くはなかったのかもしれません。

作文も、最後の締めの言葉を書く前に時間切れになってしまいました。

最初に結論は書いていたので、減点されても10点くらいだろうと思っていましたが、大幅減点だったのかもしれないですね。

 

周りでも「え、なぜあの子が合格したの?」「え、なぜあの子が落ちたの?」

という番狂わせ的な合否が多々ありました。

勝手に分析して、こういう傾向があるな、と感じたのは

子どもが親から自立している子たち(わりと親がノータッチで受験に取り組んできたタイプ)はみんな受かっていたように思います。

自分で自分をしっかり把握し、アピールできる子は強いのかもしれません。

 

推薦不合格から一般受験までの3週間は本当に今まで見たことない程勉強してました笑

合格基準点なるものを、いろいろな学習塾?様のサイトで確認し、

合格基準点+100点はとれるように調整しました。

ここでじわりと「換算内申」の高さが効きました。

試験の点数も悪くはなかったのですが、絶対安心というラインではなかったので

内申点を加算してやっと、これだけ取っていれば大丈夫だろうと思うことができました。

 

まとめると、もちろん当日の試験の点数も大切なのですが

2学期の期末テストで過去最高の内申がとれるよう、調整するべきだと思います。

 特に副教科は2倍になりますので3と4、4と5では大違いです。

英語や数学を急に2あげろと言われても難しいですよね?

でしたら、副教科は1づつでもあげておけば、最低2はあがりますので!

 

<都立高校一覧>

☆ア行
青井高校 39

青山高校 69
浅草高校 39

飛鳥高校 51
足立高校 47
足立新田高校 45
荒川商業高校 40
荒川工業高校 39
足立工業高校 37
井草高校 60
板橋高校 45
五日市高校 42
五日市高校[商業] 40

板橋有徳高校 47
上野高校 60
上野高校[特別進学] 62
園芸高校 48
江戸川高校 57
大崎高校 47
大森高校 39
大泉高校 65
大泉桜高校 46
大山高校 41
小川高校 50
青梅総合高校 51
大田桜台高校 42
王子総合高校 50

☆カ行
葛飾野高校 47
葛西南高校 41
葛飾商業高校 42
葛西工業高校 41
科学技術高校 54
片倉高校 50
葛飾総合高校 50
北園高校 64
北豊島工業高校 37
清瀬高校 60
蔵前工業高校 48
久留米西高校 48
都立国立高校 73
小山台高校 66
都立駒場高校 66
都立駒場高校[保体] 59
都立国際高校 67
都立国際高校[バカロレア] 71
工芸高校 59
江北高校 55
小松川高校 66
小岩高校 51
江東商業高校 42
小金井北高校 65
小平高校 60
小平西高校 46
国分寺高校 68
小平南高校 58
狛江高校 61
☆ナ行
中野工業高校 65
成瀬高校 58
永山高校 45
都立西高校 73
日本橋高校 45
練馬高校 44
農芸高校 47
野津田高校 43
農業高校 50
農産高校 47

☆サ行
桜町高校 48
鷺宮高校 53
芝商業高校 47
新宿高校 69
新宿山吹高校 59
新宿山吹高校[情報] 53
石神井高校 57
都立城東高校 63
篠崎高校 45
都立翔陽高校 58
都立昭和高校 63
上水高校 55
神代高校 59
忍岡高校 49
杉並高校 56
杉並総合高校 51
杉並工業高校 38
墨田川高校 62
墨田川高校[特進] 64
墨田川工業高校 46
世田谷総合高校 49
総合芸術高校 --
総合工科高校 42

☆タ行
第一商業高校 45
田柄高校 43
田柄高校[外国文化] 44
第四商業高校 41
竹早高校 65
高島高校 53
竹台高校 46
第三商業高校 41
多摩科学技術高校 66
立川高校 69
都立橘高校 42
都立多摩高校 42
多摩工業高校 41
田無高校 51
第五商業高校 46
千歳丘高校 42
千早高校 48
調布北高校 61
調布南高校 59
つばさ総合高校 51
田園調布高校 58
田園調布高校[アドバンスト] 60
戸山高校 71
多摩高校 63
豊島高校 56

☆ナ行
中野工業高校 65
成瀬高校 58
永山高校 45
都立西高校 74
日本橋高校 45
練馬高校 44
農芸高校 47
野津田高校 43
農業高校 49
農産高校 47

☆ハ行
白鴎高校 65
晴海総合高校 54

八王子桑志高校 50
八王子東高校 70
八王子北高校 47
拝島高校 43
羽村高校 45

一橋高校 39
日比谷高校 76
広尾高校 57
光丘高校 46
都立東高校 54
日野高校 52
日野台高校 62
東大和高校 53
東大和南高校 59
東村山西高校 45
東久留米総合高校 52
深沢高校 42
都立富士高校 64
文京高校 63
文京高校[国公立] 65
淵江高校 41
深川高校 56
深川高校[外国語] 55
深川高校[特進] 58
富士森高校 53
福生高校 49
府中高校 55
府中東高校 48
府中西高校 52
府中工業高校 44
本所高校 52
保谷高校 53

☆マ行
松原高校 51
松が谷高校 53
松が谷高校[外国語] 50
町田高校 66
町田工業高校 45
町田総合高校 49
三田高校 65
美原高校 49
葛飾高校 40
南平高校 61
瑞穂農芸高校 46
武蔵丘高校 52
向丘高校 55
武蔵村山高校 47
都立武蔵高校 69
武蔵野北高校 66
目黒高校 58
紅葉川高校 47

☆ヤ行
都立八潮高校 42
立山崎高校 47
雪谷高校 56


☆ラ行
両国高校 68
六郷工科高校 41
芦花高校 55

☆ワ行
若葉総合高校 49

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【東京都】併願優遇の私立高校の選び方

うちは第一志望の高校が都立に決まったので

併願優遇(すべり止め)をどこにするか、かなり悩みました。

 

まず、気持ちが第一志望の高校に向いているので

私立はどこを見ても嫌なところに目が行ってしまいます。

・説明会での先生の話が長い

・制服が可愛くない

・私立なのに校舎が汚い

・携帯電話の持ち込み禁止など校則が厳しい

などなど。

でも、どこでもいいや、で決めてしまうと、第一志望に不合格だった時に

こんな学校行きたくないと思ってしまうので

「私立だったらここが1番良い」と思える高校を選んだほうが良いと思います。

 

まず、夏休みに私立高校の合同説明会があったので

入りたい部活の強豪校を事前にピックアップし、

そこで何校か、ブースで説明を聞きました。

 

私立は本当に驚くほど学校ごとに特色があり、対応も様々です。

 

まず、A校

偏差値が自分のレベルより少し下くらいで

該当の部活はそんなに強くないものの

校風がぴったり。

ブースで対応してくださった先生も、「うちの学校にぴったりだから

是非来てほしい!!」と言ってくれ、前向きに検討しようと思いました。

 

そしてB校

偏差値は自分のレベルと同等だけど

対応がお役所みたい。堅苦しい感じの学校だったので

選択肢から外そうかと思ったくらいでした。

 

そしてC校

入りたい部活が1番強い学校です。去年も全国大会にいってる強豪校。

でもセーラー服なのがちょっとネック。。

こちらもお堅い印象。

 

うちは体育会系なのでお堅い学校は合わないし

校風を考えるとA校がぴったりだったのですが

立地が悪い
2つの大きな川に挟まれていて、大地震津波がきたら沈没しそう。。

ハザードマップで調べたらやはり5m以上の浸水エリアでした。

心配性の私は選択肢からA校を消しました。

 

そして夏~秋にかけ、B校、C校の文化祭や学校説明会に行ってみたのですが

どちらも行きたくない。。という結果に。。

 

検討は6月くらいから始めていたのに

10月になってもなかなか併願優遇で受ける高校が決まらず。。

検討範囲を広げることに。

自分の偏差値+1~2を範囲内と考えていたのですが

+5くらいまで広げてみると

入りたい部活がそこそこ強く、通学は1時間と遠いが

設備も整っていて、初めて「いいな」と思える高校が見つかりました。

そこの学校は偏差値が自分のレベルより高い高校でしたが

5教科ではなく、9教科の内申でもいけるので

基準内に入っていました。

(うちは4教科の内申が高かったので、9教科のほうが有利)

ギリギリセーフで文化祭も見に行くことができ、

やっと併願優遇で受験する高校を決めることができました。

 

都立は例えば生徒会役員をやっていたとか、部長をやっていたとか、

大会でいい成績を収めたとか、一切、点数にはなりませんが

私立は生徒会役員や部長をやっていただけでも

「うちの高校に来てもらえないか?」と、個別相談会で

内定のようなものをくれる学校があったり、

奨学金が出る優待のスカウト?もあったりしました。

 

正直、親からしてみたら、奨学金も出してくれて

「うちに来て欲しい!」と言ってくれる私立高校に行かせたかったな~と思いますが

最後は本人の意思ですよね。

友人の子も、奨学金を蹴って、都立高校を受験しました^^

 

 

 

 

「内申」「換算内申」とは

※東京都内の高校を受験する方向けの記事です。

 

高校入試で重要なのが、「内申」です。

高校を選ぶ基準にもなりますし、都立高校の場合は推薦入試も一般入試も

「換算内申」が点数化されて自分の点数になります。

私立高校の場合は「素内申」が判定に使われます。

 

中学校で学期ごとにつけられる、通知表の5段階評価は「内申」といい

国語:3

数学:3

英語:3

理科:3

社会:3

技術・家庭:3

音楽:3

保健・体育:3

美術:3

の場合、「素内申」はそのまま合計するので

3×9教科で27です。

 

「換算内申」は副教科の技術・家庭、音楽、保健・体育、美術を2倍計算します。

なのでオール3の場合の「換算内申」は39です。

 

私立高校の場合は学校ごとに「素内申」〇以上という受験資格が設けられており

そもそもその基準をクリアしていなければ、受験すらできません。

ただし、学校ごとに「生徒会役員、学級委員長、部長で+1」や、

「英検や漢検、数検〇級以上で+1」など加点の条件がある学校や

5教科の素内申が基準をクリアしていなくても、9教科でクリアしていればOKなどもあり

学校ごとに条件が全然違いますので、よく調べてたほうが良いです。

うちはその基準を調べまくったので、偏差値が自分のレベルより「5」も

高い学校でも併願優遇で受験可能でした。

逆に、自分のレベルより低い学校でも、受験資格が無いなんてこともあります。

 

都立高校は素内申ではなく、換算内申が使われます。

推薦入試の場合だと、学校にもよりますが、だいたい1000点満点中

500点分が換算内申で計算されます。

一般入試の場合は、1000点満点中、当日の試験が700点、換算内申が300点です。

(学校や年度によって異なる場合があるのでよく調べてください)

なので、内申はもちろん高いほうがいいです(笑)

 

一部の高校を除いては、3年生の2学期の内申で受験に臨みます。

うちの中学校は3年の2学期の内申は1学期と2学期の総合でつけられるので

2学期だけ頑張ったのではダメでした。そこはご自身の中学校でご確認を!

あと内申に1教科でも「1」があると私立は受験が厳しくなりますので

最低でも「2」以上はとる必要がありそうです。

 

うちは1~2年時は部活に打ち込んでいたので、換算内申が低かったですが

3年になってから内申を上げる努力をしました。

今の時代、テストの点数が良くても「5」はつきません。

意欲・関心・態度すべてが評価の対象です。

なので日頃がら授業には積極的に参加し、提出物や課題もしっかり出すように

した方が良いです。

我が家はそれで換算内申が1~2年時と比べ、10も上がりました。

 

受験勉強も大切ですが、高校受験にはまず「内申」です。

2学期の内申を上げる努力をすることが、合格への第一歩だと思います。

 

後日詳しく書こうと思いますが、内申を上げていなかったら

第一志望にも落ちていたかもしれません。。

 

#受験

#都立高校

#高校受験 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校の選び方

※まず前提として

【東京都】の高校を受験する方向けに書くブログです。

 

中学3年生になると早々に三者面談や進路説明会で

進路を決めようという話が出ると思いますが

どのように進路を決めれば良いか迷ってしまいますよね。

 

まずは高校へ進学するのかしないのか。

進学するなら「都立」なのか「私立」なのか。

両方受験するのか。

 

都立高校を目指す人は、一般的には第一志望を都立高校とし、

併願優遇で私立高校を受験する人が多いと思います。

東京には併願優遇という制度があり、第一志望の都立に落ちてしまった場合は

併願優遇の私立が受け入れてくれるという確約のようなものがあります。

(中には併願優遇も落ちる人もいるので注意)

仕組みとしては、該当の私立高校を第一希望として受験する単願より、

内申の基準が高く設定されており、その基準を2学期の成績がクリアできれば

中学校の先生と高校側で相談の上で、合格内定がもらえるような仕組みです。

 

第一志望の都立に落ちてしまっても、併願優遇の私立があれば

土壇場で「進学先がない」という窮地に追い込まれずに済むので

検討しておいたほうが良いと思います。

(うちは第一志望を都立、併願優遇で私立を受験しました。)

 

さて、ここから本題の高校の選び方ですが

うちは3年の夏まで部活をやっていたので、3年の夏から探し始めたのですが

ちょっと遅かったなと思いました。。

理由は、学校の雰囲気が最も分かる、体育祭がすでに終わっていて見学できなかった事

文化祭は見学に行けたが、開催日がかぶっている学校が多々あり、

見に行けずに候補から外した高校もあったからです。

可能であれば、中1や中2のうちに、興味のある高校の体育祭や文化祭を見に行ったほうが良いと思います。

 

もちろん、保護者も一緒に見に行ったほうがいいです。

子どもだけでは「制服がかわいかった」とか「なんかビミョー」とか

軽いノリで見て終わってしまうこともあるので。

 

うちはやりたい部活動があったので、まずはその部活が強い学校をピックアップし

現状の成績(偏差値)を基準にプラス3以内の学校に絞りました。

(先輩方の話を聞くと必ず無理してレベルの高い学校には行かせるものじゃないと

アドバイスされるので)

そして夏休みの体験入部に何校か参加し、その中で1番良かった学校を選びました。

ここでも注意が必要なのが、夏休みの体験入部は(部活にもよると思いますが)

1日しか開催していない学校もあるので、事前のリサーチが大事です。

早め早めに学校のHPをチェックし、学校説明会や体験入部に申し込みましょう。

(人気の学校は学校説明会の申し込みもすぐ埋まってしまいます。)

 

親が注目すべきは、その学校の過去の進学率や、入試の倍率でしょうか。

私は正直、入試の倍率をしっかり見ずに受験してしまったので

願書を出してからかなり焦りました。

難関校でもないのに倍率が都内でトップレベルだったからです。

半分以上が落ちる倍率となり、冷や冷やしました。

前年や前々年の倍率が2倍を超えている学校は注意したほうが良いと思います。

倍率が2超えの高校を受験する場合は、合格基準点に+50点は取るつもりで勉強したほうが良いです。

 

うちは体験入部、学校説明会を通して1番好印象だった

A校を第一志望とすることにしましたが、

A校より偏差値の高い学校レベルを目指して勉強するようにしました。

照準をA校に合わせてしまうと、当日の入試での少しの失敗が命とりになってしまうので。その為、本番では凡ミスを何問かしてしまいましたが、無事に合格できました。